昨日のニュースステーションを見ていて

ブチ切れた。道路公団の総裁とその体制だ。
内部でつくられた財務諸表によると明らかに債務超過なのに
自らの保身のためになのか
国民の皆様(国会での答弁。国会は国民を代表しているので)に対して嘘をつく?
隔離部屋のようなところで本当の財務諸表など作れるものか!
そして、文藝春秋内部告発をした片桐氏は飛ばされたそうな・・・
さらに、国土交通省・青山次官のコメントに驚いた。
「肩書を付けたまま雑誌に批判記事を載せるのは、組織人として理解できない。まず内部で話し合うべきだ」
と実名、役職を明らかにした上で上司である藤井総裁を告発した片桐氏を批判した。
一方で混乱を招いた責任については
「(総裁と片桐氏の)どちらにも責任がある。片方が正しいとか間違っているとか単純な問題ではない。
民営化の実施機関として、しっかりまとまっていってほしいという思いだ。」
などという答えをしている。
Yahoo!ニューストピックス内・毎日新聞若島正浩記者の記事)

国土交通省の役人がこんなことを言うとは・・・
日本の行く末は暗い。真っ暗だ。こんなことでよくなるものか!
この役人がいうことは、明らかな間違えではないか?
民営化とな何なのか?国から離してしまえばそれでよいのか?
会社のイメージや雰囲気を崩したのは藤井総裁やトップの連中でなく片桐氏なのか?
そもそも日本には内部告発機関など存在しない。
マスコミにリークするのは一般的となっている。
そもそもどちらの財務諸表が正しいのかを明らかにすべきだ。
第3者機関など公平な機関を入れて最も正しきを示すべきだ。
善悪はそこから決めるべき。
混乱を招いたからといって処分をしてもいいのか?
本当に改革を遅らせているのは誰なのか?
そして改革とは社会の悪や改善すべき点を払拭するということではないのか?
「劇的な変化は出来ない」という小泉首相の言い訳はわかる。
しかしもう一度、本当に改革とは何か?ということは小泉首相に考えてほしい。
リークする機関やリークした人を保護する機関の整備など
もう一度改革を見直す時期に迫っている。
正しい人(これはボクが思うに過ぎないが)が痛い目に遭うのは
社会通念上OKなのか?
本来の社会人はより公共の利益を求めるものであって
個人や団体や政府や委員会の利益や改革の実行を優先すべきなのではないと思う。
これは組織人である前に社会人として大切だ。
ボクは小泉政権とその改革推進派に失望する。