いよいよ9月に突入してしまいました。

9月というのはテレビ・ラジオ業界において
秋改編の前月なので非常に目まぐるしい変化が起こる月でもあります。

ラジオでいう
来月の秋改編というのは年2回(4月・10月)の大きな改編の一つなので
パーソナリティの卒業や番組の終了ラッシュが起こります。
そして新番組ラッシュです。
また10月改編は野球のシーズンオフとなるので
新番組の量が春改編に比べて多くなりがちです。

しかし、今度の秋改編は少し様相が違うかもしれません。


ラジオ番組制作会社・コーズプランニングの実質倒産。
ブロッコリーのタカラへの企業傘下化。
アニメ進出が続く乱立エロゲーソフトハウスの淘汰。
ゲーム業界不況。
つまり、今まで「勝ち組企業」が支えてきたAMアニラジなのですが
平成不況の煽りをモロに受けてスポンサーが付きにくくなっているのです。

ラジオ大阪のように「物販で稼ぐ」ような
新ビジネススタイルを行う所はまだまだ少ないのが実情ではないでしょうか。
ラジオ大阪は固定客のみで超マンネリ化が起こっていることも問題といえますが。

やはり、ラジオ局・テレビ局はスポンサー様あっての放送なわけです。

今流行りのインターネットラジオですが
有料コンテンツで成立する優良コンテンツは数番組もありません。
また数千人単位でのアクセスができる強いサーバを持っている企業さんもありません。
もうアニラジは衰退していく一方のようです。