クニミツの政

インフルエンザ脳症について取り上げられてますね。
まあ正直に言うと、インフルエンザでよく効く薬は実際にあります。
この間ドンマッコウ氏が飲んでいたタミフル(商品名です)なんかがいい例ですね。
感染(発症ではない)から48時間以内であるとかなり効きます。
一方でインフルエンザワクチンはというと
すべてのウイルスに対して効くというわけではありません。
ただ、作中で書かれているように"まったく効果ない"というわけではないですよ。
ほとんどの薬というのは「化学」薬品です。
(漢方とかもありますがまあそれはそれとして。)
危ないといわれれば危ないかもしれない。


結局、「科学技術はリスクとメリットのバランスが重要
あえていうなら「万能な科学技術はない」ということです。


個人的には
"ただの風邪"に抗生物質は全くっていいぐらい「必要ない」とは思います。
さすがに42度の発熱はヤバイですが
(高熱が出た場合は必ず医者へ行ってください。自分で治そうとしないこと)

「医者は商売」ということは忘れないようにしてください。
作中で書かれているように必要以上の薬を出す医者には要注意ですよ。
昨今の医者は薬を出し気味にあります。
まあ診断に自信がない、または、予防の意味合いもあるんでしょうが。
(免許更新制や医師の技量低下のことにも絡むのでここではいわないでおく。)


ほとんどのドクターは広く浅く効く薬を処方します。
カクテル投薬は確かに薦められません。飲み合わせの問題もあります。
明らかに禁忌の組み合わせを処方してしまう医者もいるそうなので。


ホームドクター(いわゆる街医者)」は必ず持っといた方がいいです。
あと、医者にはどんどん自分の意志と症状を伝えてください。
セカンドオピニオンを避けたがる医者は替えた方がいいですね。