ジャストシステムvs松下電器産業

一太郎・花子ヘルプアイコン特許訴訟について
個人的見解を書いてみよう。
松下のこの訴訟について
ひとことで言えば「時代逆行である」と言える。
オープンソースがソフトウエア開発の中心となっている現在において
また、SunやIBMが特許を続々オープンにし始めている昨今において
日本のソフトウエアの権利が"大きな後退"をしたと言わざるを得ない。


今のソフトウエア業界のシェア争いは
ユーザもしくはコミュニティが決めるといっても過言ではないと思う。
松下の知的財産の管理の仕方では
自社の特許や他社の特許にがんじがらめにされ、ソフトウエアの完成度が低くならざるを得ない。
これではユーザの満足は得られないと思う。
将来、あらゆるネット電化製品にTRONLinuxなどの組み込みOSを搭載する時に
松下がオープンコミュニティから干される可能性が大きくなったわけでもある。
根本的に現在の情報関連技術はほとんどが無償で提供されてきたものである。
Java技術などを挙げると松下の愚行は目を被いたくなるぐらい
(参考文献→Sun Micorosystemsのエクゼクティブの視点
「わかってない」と言いたくなるのは可笑しいであろうか。