フタコイ オルタナティブ

第2話「ノーネーム・デイズ」も見た。
ufotableの製作さんの製作現場日記を拝見してます。
製作陣の追い込まれ様と製作現場の緊迫感が伝わってきます。
ご苦労様です。そしてとてもいい作品をありがとう。
それにしても、未だに製作現場には金が流れずに低予算で
スタッフの頑張りで持ちこたえてるアニメ業界って・・・
これを考えると、アニメが凄いのではなく
アニメを作るクリエータが凄いのではないかと思う。
アナログ製作からデジタル製作になって
凝り方の度合が限りなく無限大になって、
リエータの作品に対するこだわりが最大限に表現できる時代であると思う。
こだわりが増えることで、制作費は当然増える。
いい作品をつくるには金が必要ではないだろうか。
ボクはいろいろな意味で「アニメファンド」に期待しています。
銭金のことでヤラシイかもしれませんが・・・そもそも利益ラインを考えると
制作費の安い部類であろう。全24話の制作費が安い部類に入る深夜アニメ
1話の制作費が1500万円として、テレビ局側の放映予算を500万円とすると
1000万円の赤字。これを販売会社が負担するわけですね。
VHSの売り上げは考えないとして、DVD化の際、3話で1本5800円ぐらいなので
DVDパッケージの制作費や宣伝費が1本1000円として
4800円÷3話=1600円/話の利益としよう。
とすると1000万円÷1600円=6250本/話が利益ラインとなる。
まあ、VHSの売り上げなど諸所を加味しても
5500本ぐらいの売り上げで、販売会社はそこそこ利益が出るのではないのかなぁと思う。
ステルヴィア佐藤竜雄監督曰く
「8巻リリースして"最終巻の売り上げが数百本"のこともある」
らしいので、一概に言えませんが、メディアミックス関連や主題歌売り上げでも儲かるしなぁ。
とするとヒットは1巻平均1万本以上?
ステルヴィアが1巻平均1万8000本」で続編の話が出るってことは
ヒットはやはり平均1万本以上なんでしょうかねぇ・・・
いい作品なら売り上げ1万本ぐらい行きそうなので
いい投資対象だと思うんですけど。


(追記)
アニメファンドで製作される「バジリスク」の場合
資金回収率100%ラインが11650本/巻だそうなので
1巻2話構成なので一話平均5825本ってとこですな。
バジリスクの場合24話製作で製作資金が2億4000千万円ですので
テレビ局の製作資金を1話500万円とすると
一話当たり制作費は1500万円程度か。
やはり5000本〜6000本/話が採算ラインだなぁ。