JR福知山線の脱線事故

各テレビ局とも「JR西日本の体制が・・・」の論調が多い。
その論調はもっともであるとボクも思う。
置き石の可能性がある」と簡単に言えるような"責任の取り方を知らない"人々。
「脱線するのは133km/h」との机上の空論を振りかざす恥知らず。
オーバーランは8mではなく40m以上」
「乗務11ヶ月の新人とも言える運転手を乗せなければならないイビツな乗務員の構成」
「怪我した方への見舞金の封筒には祝い用の赤と白の水引」
「遺族への対応のマズさ」など・・・・
挙げれば数え切れないくらいある。呆れるほどのダメ会社である。
そもそも、ハインリッヒの法則に言われるように
大きな事故1件のウラには29件の軽い事故があり
その軽い事件の1件ウラには300件の無傷の事故があるという。
ここで僕の言いたいこと、重要なことは「ヒトはミスを絶対犯す」ということだ。
ヒトに頼りすぎないことが重要であろう。
今回の例なら「高度なATSの導入」やら「脱線防止ガードの導入」やら
ヒトの力に頼らない、どの状況どの乗務員でも未然に事故を防ぐ機構が必要なのである。
(それは事故調査委員会の仕事なのだろうが)もう少しマスコミもそのことも扱ってはいかがだろうか。
より気の毒なのは車掌さんであろう。気持ちを考えると何とも言えなくなる。