最近の萌えバブルについて苦言。

投資家の皆さんは本当に「萌え」カルチャーを理解しているのか?
まず理解していないだろうと推測する。
その理由として、ブロッコリーガンホーエンターテインメントの株価急騰が挙げられる。
まずブロッコリー
ここ数年業績は悪化しており、その改善策も具体的に出ているわけではない。
決して増収増益を期待できるとは思わない。
そしてガンホーエンターテインメント。
以前、ガンホー上場時にも挙げた事柄だが、ガンホーの売り上げの99%は
ラグナロクオンラインに占められている。
両社にもボクが危惧しているのは、「萌えの閉塞感」が存在することである。
キャラクタービジネスとしてブロッコリーは、「デ・ジ・キャラット」や「エンジェル隊」など
をメディアに登場させたわけだが、もう飽きられた感が否めない。
アニメやラジオの展開が終了し、オタクのサイトで現在ブロッコリーが送り出す
キャラクターについて取り上げられる機会は激減している。
そして乱立するネットゲーム市場で勝ち組と呼ばれるガンホーであるが
ラグナロクオンラインがいつまで持つかわからない。評判はネットを探せばいくらでも悪評が付きまとう。
個人的な意見だが運営が綱渡りである感じはする。
ラグナロクが倒れればガンホーも倒れるぐらいの売り上げの依存度が高く
昨今の状況を鑑みると投資には向かないと言える。
まあ同じ路線の「エミル・クロニクル・オンライン」が成功すれば
両社とも安心な訳ですが・・・二番煎じはなんとやらといいますし。
「ヲタクは熱しやすく冷めやすい人種」でもあります。萌えビジネスで損をする人はこれからも増えそうだ。