第2回・郵政民営化とは何なのか。

公務員の大量首切り

「小さな政府」を目指す小泉政権において
増えすぎた公務員の削減は非常に難しい問題です。
国家公務員については人事院の勧告があるため容易に首を切ることはできません。
そこで、民営化すれば不必要な人材はクビにしやすくなります。

自民党内の世代交代と既得権益の排除

自民党既得権益の集まりです。長い事政権を担っていると政治家は
支持基盤である団体の既得権益のためにいるものに成り下がってしまいます。
政治家も世代交代が必要な時期かもしれませんね。
この辺は民主党も似たようなもんですけど。

支持率上昇と次世代へのつなぎ

小泉政権も任期は残すところわずかです。
選挙で勝っても負けてもどっちにしても小泉政権は来年9月までなのです。
そのための残す一年の政権運営のための支持率上昇と
若い世代へ繋ぎたいという意図があるのかもしれません。

実現不可能な課題のための目隠し

実際に「年金を立て直せ」とか「財政の健全化を」とか言われますが
小泉政権の間では、景気に配慮して税金を上げることはできませんから。
そのための郵政民営化


まあ、こんなもんですかね。
しかし、メディア選挙になってきたなぁ・・・民主党は存在感薄いし。
マニフェストを見ましたが民主党は数字を出すものの
実現できるのか?というものが多い気がする。
社民も共産も力がなければ何の意味もないわけだし。
かといって・・・自民党もなぁ・・・という感じ。