情報漏洩・・・問題はウィルスでしょうに・・・

いまさらながら「Antinny(Winnyでない)による情報漏洩」について騒がれてますね。
情報をアップロードする「AntinnyG」(通称キンタマウィルス)が出たのは大体1年ぐらい前です。
よく「Winny」が諸悪の根源みたいな報道がされてますが、
問題は「ファイル共有」ではなく「ウィルス」でしょうに。
また「Winny」だけじゃなくP2Pのソフトは腐るほどありますし、
WinMX」や「share(仮称)」も比較的メジャーですよねぇ・・・
ウィルスの種類も
「ドクロウィルス」「山田ウィルス」「山田オルタナティブ」など比較的新種や亜種が出てますよね・・・
結局、アンチウィルスソフトは「ウィルスか非ウィルスかを判断するソフト」であって
「ウィルスの防御壁となるソフトウェアではない」わけです。
ウィルスの感染方法のほとんどは「偽造ファイルを開く」などの
「意図としない手動操作によるもの」なんだと思います。
つまり、P2Pソフトに限らず
「ファイルの操作には注意が必要であり、知識が必要である。」
ということが最優先事項ではないだろうか。
(ウィルスが何も操作しないのに感染することは稀ですし、
セキュリティホールを塞いでいればまず放置状態で感染することはまずないでしょうし。)
まず、注意と知識が無い人はP2Pソフトなんて"使うべきではなかった"のでしょう。
(書店に行けば、P2P関連の雑誌なんて何冊あるか・・・)
NapsterGnutellaが流行した時ぐらいのコアユーザ中心のユーザ規模なら
こんな事態にはならなかったでしょうに。
また、開発者の金子氏の言う事は個人的にもまったくその通りだと思う。