今年のアニメ個人的ランキング

★★★Aクラス(超良作)★★★
ひだまりスケッチ
天元突破グレンラガン
ひとひら
電脳コイル
ef - a tale of memories.
スケッチブック 〜full color's〜


★★Bクラス(良作)★★
魔法少女リリカルなのは StrikerS
スカイガールズ
さよなら絶望先生
ひぐらしのなく頃に解
CLANNAD
ARIA The OVA ARIETTA
コードギアス 反逆のルルーシュ


★Cクラス(普通)★
ヒロイックエイジ
ぽてまよ
バッカーノ
ハヤテのごとく!
げんしけん2
キミキス Pure rouge
ななついろ★ドロップス
バンブーブレイド
もやしもん
灼眼のシャナ2


○Dクラス(普通以下)○
らき☆すた


と言う感じかな。あくまで個人的感想。
らき☆すた」はブームになったものの、作られたブーム感で
何か冷めてしまった。というよりアニメ面白かったですか?
CLANNADの方が面白いですよ?


いろいろ総括をしてみよう。
(1)演劇系オリジナルアニメが誕生
大江戸ロケットにしてもグレンラガンにしても
舞台演劇っぽい作り方をアニメに持ち込んだのは結構斬新だったと思う。
テンションの持って行き方もなかなか面白かったと思う。
コードギアスにしても最近は原作なしのオリジナルが
スマッシュヒットをしているのはアニメ業界としてもいい事だと思う。
いい脚本が書ける人がいるのはいい事だ。


(2)シャフトの頑張りすげぇ。
あと、シャフトというか新房監督が・・・個人的にはヒットと言う感じです。
ああいう「ひだまりスケッチ」や「ef - a tale of memories.」「さよなら絶望先生
のような演出はすごいいいなぁと思う。
得意なフィールドに原作ありアニメを近づけるという結構すごい手法だ。


(3)映像表現が綺麗。
近年のアニメはデジタル製作も成熟期に来ているようで、素晴らしい映像表現や演出が出てきている。
ひとひら」とか「バッカーノ」とかは映像にこだわってるのがすごくわかる。
あと「ef - a tale of memories.」のカメラアングルとか雲のCGとかも。
電脳コイル」もCGも限りなく違和感ない感じだ。
数年前はメカチックなCGばかりだったが、表現の幅も広がったのだろう。


(4)原作ものシリーズものは外さない。
魔法少女リリカルなのはStrikerS」「げんしけん2」「ひぐらしのなく頃に解」「ダ・カーポ2」
などシリーズものは無難にキッチリまとめていたようだ。
もやしもん」「ななついろ★ドロップス」「灼眼のシャナ2」「CLANNAD」などは原作のイメージを大切にしている。
これも原作モノがファンにハズレとされない重要なファクタだろう。


(5)ほのぼのアニメというジャンルが確立されてきた。
ARIAシリーズ」や「スケッチブック」や「ひだまりスケッチ」や「ぽてまよ
などほのぼの系原作のアニメの本数が結構あった。
このジャンルはちっちゃな雪使いシュガーなどTBSアニメが上手い印象だったが
いろいろ工夫がされてて今年は豊作だったと思う。個人的にも最も好きなアニメのジャンルですし。


といった感じ。
全体的にアニメは良作が結構あったと思う。例年に比べてよかった。
ただ本当にアニメが好きな人が見るアニメと
ニコニコ動画とかメディアとかが騒ぎ立てるアニメが乖離してる気がする。
従来のアニメビジネスのスタイルからも乖離しているものも多いですし。
それが良いか悪いかは別にして、アニメの悪作が良作を駆逐して欲しくないなーと思う次第。
あとオタクが一般化しすぎたのか、従来の良い部分(違う言い方ならコアで先進的な部分)をいち早く掴む
オタクらしさが消えてしまった。「コアな先進ユーザ=オタク」(今は「マニア」の方がピンとくるかな・・・)ではなく、
「アニメやマンガなど2次元を趣味にする人=オタク」な感じですねぇ・・・
「ライトなユルいオタク」って感じなんでしょうねー
コンピュータ系で言うと、「人柱って何?」っていうGEEKな感じの
先進性をガンガン醸し出すアニメオタクは未だごく一部に存在するのでしょうか。