たまには真面目な話

国の来年度の予算が出てくると、引き合いに出されるのが
国債発行残高が国だけで約600兆円だとされていることですね。
偉い人はこのままだと財政破綻だとか何とか。不安を煽ることばっかり。
まあ確かに日本政府は太りすぎという点はその通りなんですよねぇ。
小さな政府を目指すということは正しいというか
収支のバランスを合わせることは大変重要です。
確実に借金を続けることは先々不安になりますよね。
ただ、あんまり引き合いにだされないのは
未使用の国有地の売却や有効利用について。
国立大学や郵便局や物納された山林など政府は800兆円ぐらいの
資産額といわれるGDP比の1.5倍以上の資産を所有しています。
つまり借金分以上の土地を国は持っているわけです。
まあこの国有地がすべて売却できるとは言いませんが
有効利用することで国債償還に役に立つわけです。
まずは増税ありきの議論を政府方は避けたいというものもわかります。
まず、公務員は半減させるなり、国有地を何とかするなり、箱モノの計画を中止するなり
自ら政府も身を切るということも見せ付けて欲しいものです。
まあどうがんばっても増税は避けられないでしょうが・・・