WindowsVistaが発売されました。

予想通り非常に盛り上がりの欠けるというか、静かな滑り出しです。
まあ、搭載される予定であった機能は大幅縮小されているわけなので
当然といえば当然なのでしょう。
発売してすぐにこの話題は早いよ!とも思うのですが、
WindowsVistaSP1として出るであろう。開発コード[Fiji]のお話がチラホラと。
ファイルシステムであったWinFSは開発中止。
APIの.NET Framework3.0も不十分なままでの搭載なので、完全版がSP1に。
SP1の動向次第での導入が無難なのかもしれません。


ということで華麗にスルーしましょうというのが一般の皆様の考えのようです。
新シェル+Aeroでのグラフィックインターフェイスが目新しい部分のようです・・・
テレビとかで"サスペンドからの復帰が早くなった"って
宣伝してる(「起動が早くなった」って間違ってるし)のには
アホかと思いますよ。OS側の問題なのあれって?マシンスペックの問題じゃ・・・
あとセキュリティ。これは実際どの程度よくなっているのかは全くの不明。
ReadyBoostぐらいですなぁMS独自の技術は。
ほかの機能はすべてMacOSなどのほかのOSで実現されてるしなぁ・・・
技術的にはGoogleのサービスでいろいろと互換されてしまうのですよね。


喜ばしいのはWindowsXPHomeのサポートが大幅延長されたこと。
当然といえば当然なんですよね。だって今でも売ってるし。XPHome。
大手家電量販なんかの商品はXPHomeが標準だし、マシンスペックもすごい低い。
OSの要求スペックとマシンスペックが合致していないという点は
悪意すら感じるなぁ(買い替えを暗に要求しているようだ)
パソコンのライフサイクルは本当のところ3年程度だと思います。
しかし、市販パソコンのライフサイクルはどう考えても2年程度でしょう。
自作なら5年は大丈夫なものが作れるのに。
ということでいろんな意味で「正直者はバカを見る」ということですな。